2015.07.18
先日の記事「潜在意識の定義」でも解説した「ノジェスの潜在意識五階層」に出てくる「表情、言葉、行動」には、その人の潜在意識が現れています。
初めて参加する場で、お互いに自己紹介をするときをイメージしてみてください。
プロジェクトの初顔合わせや勉強会などのセミナー、会合など、どんな場でもかまいません。
ひとりひとりが自己紹介していくとき、ふつうは「いま話をしている人」の顔に注目すると思います。しかし「話をしていないとき」に潜在意識は顔に出ます。
自分の自己紹介をするときは、笑顔で自社のPRをしたり、参加者に良い印象をもってもらおうと明るく振る舞う人が多いですが、その人の自己紹介が終わって隣の方、次の隣の方と、3名ぐらい先に進んだときに改めて表情をチェックすると、意外なことに気付きます。
自分のことしか考えていない人は、他の人の自己紹介を聞かずに下を向いてスマホをいじっていたりしますし、ちゃんと全員のことを理解しようという姿勢の持ち主は、いま話をしている相手の顔を見て話を聞いているのです。
みなさんの職場の会議では、相手の顔を見ながら話を聞いている人の割合はどのぐらいでしょうか?
70%が下を向いていたり相手の顔を見て話を聞いていない会議では、考えのお散歩に出かけている可能性が大です。
今度、10人以上の会議や場に参加する機会があれば、相手の表情に現れる潜在意識をぜひ観察してみてください。
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潜在意識の構造を21のフレームワークで解説したビジネス書。2015年10月にAmazonランキング2位を獲得し、2018年4月にも明林堂書店の週間ランキングで3位にランクインするなど、根強い人気を誇る。
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