ストーリー

Story

「~ますように」は禁句?!神社で夢が叶う願い方

2022.01.1

新年あけましておめでとうございます。年始は神社に初詣に出かける方も多いと思いますが、あなたは神様にお願いするとき、どんな言葉を心の中で唱えていますか?

それがもし「今年こそ結婚できますように」「息子が受験に受かりますように」という表現だったら、願いが叶いにくくなるので注意が必要です。

実は祈り方には作法(やり方)の前に、哲学(考え方)があるんです。その考え方を知らずに、やり方だけマネしても祈りは届かないので、本日は祈りの哲学をご紹介させていただきますね☆

神社での祈り方

まずはじめに「祈る(いのる)」の語源は、「意宣る(いのる)」にあります。

これは「意を宣る」すなわち「自分の意思を宣言する」という意味。「私はこうありたい」「ぼくはこうします!」と自らの意思を宣言することが、本来の祈りなのです。

「私はこうありたい」と自分の意思を宣言する=決断すると、その意思はやがて潜在意識の中に溶け、日頃からあなたの行動や振る舞いとなって立ち現れていきます。

その言動があなたの人間関係をつくり、その関係性から望む結果が結ばれて行きます。

潜在意識を変える一番の鍵は、この「自分がどうありたいか?を決断すること」にあるので、「意を宣る」ことが願望実現の近道なのです。

神様の視点から見ると?

ここでちょっと神様の視点に立ってみましょう。

もし、あなたが神様だったら「今年は旦那がもっとお金を稼いでくれますように」と願うAさんと「私は今年起業してこんなチャレンジをします!」と宣言するBさんの、どちらを応援したくなるでしょうか?

神様の耳に「~ますように」は「誰か、こうしてくれないかな~」と聞こえ、「宝くじが当たらないかな~」と言ってるのと同じように響いています。

もしあなたが結婚されている方なら、隣で旦那がゴロゴロしながら「~~してくれないかなー」って言ってきたとき、どんな気持ちになるでしょう?(それと一緒です)

人間社会でも同じで、他力本願で「なにもしない人」よりは、自分の決意を表明して「挑戦する人」の方を応援したくなるのが人情です。

願い事を叶えるのは誰?

そもそも神社で手を合わせて願う、その「願いごと」を叶えるのは誰でしょうか?

そう、あなた自身です。あなたの日頃の行動が関係性と現実を生み出していて、その行動を決めているのが無意識の決断なのです。

その決断をする「いのる」場が神社なので、初詣では次のようにお願いしてみてください。

「私は、今年こうします。応援してください。」
「私は、こう在ります。見守ってください。」

この決断があなた自身の潜在意識に刻まれ、宇宙がそれを応援してくれるようになります(^-^

関連記事

書籍紹介

世界が一瞬で変わる潜在意識の使い方
Amazon 1,540円

潜在意識の構造を21のフレームワークで解説したビジネス書。2015年10月にAmazonランキング2位を獲得し、2018年4月にも明林堂書店の週間ランキングで3位にランクインするなど、根強い人気を誇る。

ツール紹介

対話するトランプ2
Amazon 2,980円

コミュニケーション能力を測定できるカードゲーム。採用試験で応募者のコミュニケーション能力を数値化して把握することができ、営業社員の能力開発にも最適。研修やグループワークで人気の一品。