2014.05.4
”愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ”
という諺があります。
私はこれに、
”愚者は見える世界のみを理解し、賢者は不可視の世界を理解する”
というバリエーションを追加したいと感じています。
目次
現代の西洋科学は、実験を通して事象を確かめ、ある法則や事象が同じ条件下で再現可能かどうかでそれが真実であるか否かを判断するのですが、果たして人間の脳と五感覚は、ありのままの事実を認識できているのでしょうか?
この科学界において永らく無視されてきたひとつの要素は、認識する主体の条件です。それを証明したのがこの記事!
「マウスの実験結果は、研究者の「性別」で大きく変わる:研究結果」
認識=存在なのに、客体ばかりに目が向いて認識主体の条件が事象に影響を与えている事実は無視することが当たり前になっているように感じます。
それが問題であると認識している研究者は、ハイゼンベルグの不確定性原理を理解している物理学者を除いて、少ないのではないでしょうか。
最先端の物理学が事実を明らかにしている現代において、ひも理論や量子力学が解き明かした真実に目を向けず、数百年前の古典力学(ニュートン力学)的な観点・世界観だけで世界を理解し、人生の選択をするのは、もったいないことのように感じます。
妻の浮気という事象も相手(客体)だけが問題だと思うのか、自分(認識主体)もその事象・現実を生み出した要素のひとつだととらえるかで、考え方や対処の仕方が大きく変わります。(自分には何の問題もないと一方的に相手を責めるか、寂しい思いをさせて申し訳なかったと謝るか)
実験を観察・認識している人間には何の問題もないという姿勢が続けば、サイエンスからもたらされる世界観や価値観はどうなるでしょうか?
このような観点の実験やレポートがさらに増えることを願っています。
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