ストーリー

Story

愛される恐怖

2014.04.30

私は「他人から愛情をかけてもらうと、明日には裏切られて傷つくから、受け取らない」という選択を無意識にする癖が強いのですが、この判断基準のおかげで、関係性が深まろうとしていても”裏切られるのが怖いから”自分から先に関係を切ってしまったり、結果的に相手を傷つけてしまったりするパターンをうんざりするほど繰り返していました。

そんな癖も弊社サービスの土台となっている「認識テクノロジー」と、そこで出会った仲間のおかげで少しは薄らぎ「だいぶ相手の愛情を受け止められるように変化してきたな~」なんて思っていましたが、春先、10年来の仕事仲間に対して何故か今頃になって妙に感情が触れることが頻発し始めました。

背景や原因が頭で分かっていても、感情は触れてしまう。

どうしたらいいのかな~と、悩んでいた先日、大親友にちょっとした愚痴をこぼしながら相談に乗ってもらっていたら、ふと、彼の言葉が彼の愛情と共に、すんなり心に落ちる瞬間があって、気付いたら涙が流れていました。

自分は愛されることが怖かったんだ!

だから、人の愛情を深い部分で受け止めることをしないで無意識の自分を防衛しながらも、本当はさらに深い部分では強く愛情を欲していたから、ダブルバインド(二重拘束)の罠から抜け出せずにずっと苦しんでたんだなぁ、と改めて頭で理解していたことが感情を伴って強く腑に落ち、周りの人は敵ではないんだという安堵感と共に静かに感動が浸透してゆく時間を味わっていました。

こうして愛情をもって成長し自己変化し合える関係性って、やっぱりいいなぁ。
この関係性の輪を他にも広げていきたい!という想いを新たにした月曜でした。

 

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