2021.08.15
ワンネスでコーチを務める有岡秀郎にインタビューしました。
彼のコーチングに対する想いをお聞きください。
目次
今はフリーランスのコーチとして活動していますが、前職は「ビジネスパーソンの成長の分岐点になるような仕事をしたい!」という思いから社会人に対する教育に興味を持ち、研修会社に入社してコンサルティング営業の仕事をしていました。
当時の上司がたまたまコーチングを学んでいたのですが、ある時、彼から印象的な質問を受けました。
その上司からは「このプロジェクトに対して、何をやればいいと思う?」「それはいつまでにできる?」と質問され、私は自分で「これをこの日までにやります」と答えました。
しかし実際には、私は期日までにその仕事をしませんでした。
その時、上司からされた質問が「責めてるわけじゃないんだけど、自分でやるって言ったこともやらないのであれば、誰の言うことならやるんだろうね?」でした。
その質問を受けた時、「本当だな、自分で決めたことさえやらないのであれば、何もやらないんだろうな」と気づき、自分に嘘をついて生きている感覚がして衝撃を受けました。
この時、自分の内側から答えを引き出す「質問」というものの力強さを感じ、自分もこのような質問をできるようになりたいと思ってコーチを目指しました。
「有岡のなにげない質問から、私の人生が変わった!」とお客様に言われるような貢献ができればと思っています。
社会人として大学院で経営学を学び、コーチになってからはexecutiveコーチングも学びましたので、これまで3年半で企業の経営者、起業、マネジメント、リーダーシップ、キャリア開発など、幅広い仕事の悩みを持つクライアントを中心に300人以上のセッションさせていただいています。
特に、管理職以上の方になると、普段から忖度がないフラットなフィードバックをもらうことが難しく、ご自身のことを客観的に見られなくなっているという課題を持ってらっしゃる方が多いので、ご自身の思考の枠を捉え直すお手伝いなどをしています。
私は、「子供が憧れる大人を増やしたい!」という想いを持ってコーチの仕事をしています。
そのために、不安があったり落ち込んでいたクライアントが「まずは明日、これを頑張ってみよう」と思えるよう、”明日まず行動すること”を明確にします。すると、漠然とした不安を持っていたクライアントも、具体的な行動として何をやるかを決めることで心が整います。
実際に行動したクライアントからは「思ったほど難しいことではなかった」といったコメントをよく頂きます。
また、管理職の方になると、部下の想いとご自身の立場との板挟みになって葛藤してらっしゃる方もいます。そのような場合も、ご本人の本音をじっくり聞き、クライアントご自身が一番理想とする選択肢を選択できるようにコーチングしています。
セッションを通してご自身で答えを出した後は、吹っ切れた雰囲気で帰っていかれるのが印象的です。
人は、いつでも変われるものだと思います。
「今の職場がこうだから」「私のキャリアはこれしかないから」と閉ざすのではなく、ご自身が気づいていない可能性に気づくことで、人はいつでも変われます。
そして、会社も、リーダー自らが変わることで、大きく変わっていくことができます。
そのためには、相性の良いコーチに出会うことも重要です。最初に”しっくりこない”コーチに出会ったからといってコーチングをあきらめるのではなく、人生の転換ポイントになるような一生もののコーチに出会えるまで色々なコーチを試してみてください。
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