2022.01.4
この年末年始、みなさんはどう過ごされたでしょうか?私は友達と東国三社参りに行ったり、海を見に行ったりもしてたのですが、まとまった時間が取れたのでFF14(ファイナルファンタジーの14番目の作品)をやっとクリアしていました(笑
今回のFF14「暁月のフィナーレ」のテーマが「人は、なぜ生きるのか?」
ゲームが真正面から社会課題と向き合い、それを様々な視点から描き切った良い作品だったな~と余韻に浸っています。(以下、ネタバレあり)
まず、先日の放火事件のように「無関係な大勢を巻き込んで自殺しようとする人物」を世界を終わりに導くゲームの中ボスに設定し、その背景にある「生きることへの絶望」をしっかりと描写しています。
後半では、その「絶望した個人」の視点を「文明」へと引き上げ、SF作品のように惑星の終わりの形を幾つか提示し、そのうえで生きることの意味を問い直すという壮大なストーリーでした。
例えば、肉体を捨てて精神体となった文明は”知識”を探求した末に「宇宙がいつか終わる」ことを知り、「すべてが無に帰すなら、文明を発展させても無駄」という虚無感に囚われて「いま終わること」を選択します。
生存の為に”力”を追求した文明は、身体を機械に置き換えて強さを追い求め、他の惑星を侵略して資源を独占し、銀河一強くなった後に存在意味を見失ってしまいました。
バランスよく文明を発展させて”幸福”を実現した星では、DNA操作等によってネガティブな感情を感じない体となり、結果として幸福感も薄れ、満たされ過ぎて刺激がないので皆が死を望むようになり終焉を迎えます。
このように知識や力、幸福を追求した文明の先に”形の違う絶望”があることを描きながらも、「絶望の中から如何に立ち上がり、生きる勇気を持つか」を謳った作品でした。(いや~、ホントに映画化して貰いたいぐらい良質のストーリー)
この”生命の目的”について、ちょうど友達とドライブしながら話していた私の考えも紹介しておきますね。
そもそも私は中学生時代、いじめられていたのを機に「人生は地獄のように苦しいのに、なぜ、人は生きていかなければいけないのだろうか?」と考えていました。
このテーマは14才からライブドア事件の頃まで一貫して探求していたのですが、これを話し出すと2万文字になるのでここでは割愛します。(詳細はこちらに掲載)
で、生命の目的について。
まず大前提として、私は宇宙の出発点を0=∞=1で捉えています。
その観点から見ると、人間の存在理由(生命の目的)は次の3つ。
0:人型の神様が意図して人間を造ってない、宇宙の中で偶発的に発生した生命なので存在理由は無い。
∞:だからこそ誰もが「自分の人生の目的」を自由に設定できる。∞の選択肢。
1:しかし人類に共通する目的が「意識の進化」、この1点を突破しない惑星文明は持続不可能。
この0と∞と1が、すべてつながっています。(だから私は人類意識の進化を仕事の目的にしてるのだけど、その話はまた別の機会に)
この観点から見ると、すべての生命が既に目的を謳歌しているように見えているのですが、なかでも人間は「自分で自由に設定できる」幅が、他の地上のどの生命よりも大きいので、それだけ地球の船長としての責任も大きいな、と。(それに気づいた魂が若者中心に増えてきてるのは、いい兆候だと感じています)
1月は今年の目標を立てたり、計画を考えている方も多い時期かと思いますが、目標を立てる前に「自分は、何のために生きているのか?」を、ちょっと考えてみてもいいかも知れません。
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