2012.09.11
今話題のドラマ「リッチマン・プアウーマン」に登場する会社「ネクストイノベーション」の意味は、「次なる革新」です。
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イノベーションは革新、新機軸などと訳されますが、「next innovation」という社名をドラマで採用している背景には、この閉塞感に満たされた社会に風穴を空け、新しい風を巻き起こしてくれる若者起業家(スター)の誕生を待望している世論もあるのだと思います。
あのドラマを観てると、私もライブドアでメディア事業を立ち上げていた頃の風景を思い出します。
ドラマでは日本で誕生したフェイスブックのようなインターネット企業の物語を描いてますが、現実の社会においてリアルに次なる革命を興す分野は何か?と問われれば、それは間違いなく「意識のイノベーション」です。
10年間で93%の企業が倒産する現代、どの企業も生き残りを掛けて様々な問題解決のアプローチを試みています。1次産業や2次産業は科学技術のイノベーションに取り組み、組織システムや制度の改善・再設計・効率化を推し進めてきましたが、近年、特に3次産業でニーズが高まっているのが社員の人間力の向上、すなわち意識のイノベーションです。
意識のイノベーションを実現する方法は主に3通りあります。
1.身体のトレーニング(ヨガ、武術、修行など)
2.エネルギーのトレーニング(気功、太極拳、遠隔医療など)
3.心のトレーニング(内観、ヴィパッサナーなど)
また、意識を変える為の3つの方法のうち、最もダイレクトに心に働きかけるトレーニングが、主な方法は次の3種類です。
i)信じる
ii)観察する
iii)集中する
1つ目の宗教などの信じる世界は、リーダーの判断基準に依存して自分の考えやエゴを否定できるように誘導しているだけで、リーダーを超える意識の進化までは導けません。
2つ目の「観察する」やり方も自分が持っている固定された「観点」を自由に変化・移動させる方法を知らなければ、ただ自分が自分を観たつもりになって、「相手の立場」に立つことはできません。
3つ目は、禅問答など質問を通じて「集中する」方法も意識の拡張できる範囲に限界があります。質問する側が悟った人物でない限り、脳と五感覚による意識の限界を超えられないからです。
現代では、組織のマネジメントや次世代リーダーシップ教育、人材育成において、様々な理論やメソッドが試されている時代です。企業のトップが週末に瞑想や断食に行くことも珍しくありません。
未来学者ジェローム.C.グレン氏は、『フューチャー・マインド/意識とテクノロジーの融合』(阪急コミュニケーションズ 1994/04)のなかで、
『ポスト情報化社会とは“意識テクノロジー”の時代であり、科学技術だけが支配する非人間社会を阻止するため、人間の直観力に基づく神秘的な力と新しいテクノロジーの良質な融合こそが、健全な個人の自己認識と社会を成立させる重要なファクターになるだろう』と予測されています。
その2年後、日本で、先ほど挙げた3つの心のトレーニングの限界を超えた意識拡張テクノロジーが発明され、それを応用した企業研修も開発されるなど、意識のイノベーションは特別なことではなくなってきています。
弊社「AwakeningProgram(現:潜在意識アカデミー)」の目的もまさに意識のイノベーションです。
最近、「ネクストイノベーション 意味」で検索して当サイトにいらっしゃる方が多かったので、この記事を書こうと思ったのですが、もし記事を読んで詳しい内容に興味をもたれた方がいらっしゃれば、気軽にご連絡ください。
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