2021.08.17
ワンネスでコーチを務める藤﨑美紀にインタビューしました。
彼女のコーチングに対する想いをお聞きください。

目次
過去の私は、いつも自分に「ないもの」を求めていました。海外に暮らしてみたり、国際線客室乗務員やカフェなど海外店舗立ち上げの責任者といったやりたい仕事に就くことで、自分の「ないもの」を満たそうとしてきました。
しかし、得たいものを得ているはずなのに、実際には一向に満たされない日々。それどころか、気づけば心身ともに苦しく、自分も人も責めてしまっていました。
こんな状態を打開しようとマインドフルネスとコーチングを学び、「自分自身が自分にとって居心地の良い存在である」ことで、目の前の人、社会とも居心地の良い関係性を作れることを知りました。
そして、その学びを深める中で、自分とは異なる多様な考え方・価値観を面白い、愛おしいと思えるようになり、自分に対しても「どこで誰と何をしていても大丈夫」と信頼してリラックスできるようになりました。
これまでコーチとして、20代〜40代の女性の方を中心に、3年半の中で約1,000件のセッションをさせていただいています。
「自信がない」「自分がやりたいと思っていることはできない」「自分を表現すると人と衝突してしまう」というようなお悩みを持ってらっしゃる方が、ありのままの自分に自信を持てるようになるためのお手伝いをしています。
企業様へのコーチング実例としては、会社のミッション・バリューを社員も経営層もみんなが頭では分かっているのに体現されておらず、働けど満たされず社員が消耗している企業がありました。
私が経営者、経営層の方々とセッションを重ねていくと、みなさん想いは同じであっても、過去の経験から「これはうまく行かない」「自分の想いは伝わらない」と思い込んでしまっていることがわかりました。
そこで過去にあったことはある条件下の一例であって、自分も相手も過去とは違うことを認識し、うまくいかないと思い込んでいることに対して小さなチャレンジと成功例を重ねて頂けるようセッションさせていただきました。
すると、ご本人が「(自分を表現して)今回は大丈夫!」と思えるようになり、社内でお互いに想いをオープンに伝え合えるようになって情報の開放性のある主体的で生き生きとした社風に変わりました。

クライアントとお話しするときは、私はクライアントにとってよく映る鏡になり、ご自身で「こうすればいいんだ」と気づいていただくことを大切にしています。
なぜなら、ご自身が腑に落ちて、ご自身の想いとつながって出す言葉ほどパワフルな言葉はないからです。
ご自身の言葉だからこそ行動にできますし、その行動によってありのままの自分で会社や社会の役に立っていることを実感し、自信を持てるようになります。
そうして自分を信頼できるようになることで他者をも信頼できるようになり、信頼ベースの安心安全なコミュニケーションが築けるようになるのです。
このように、ありのままの自分を知りその価値や役割に気づいていくことで、人はそれぞれらしさが発揮できるようになります。その結果として、必要なリソースがすでに個人・組織の中にあることに気づくようになり、個人としても全体としても自然に循環するようになります。

まずは、ご自分の存在の美しさ、豊かさに気づくことが大切だと思います。
すると、ないものを求めるのではなく、目の前の存在の美しさ、豊かさにも気づき、あらゆるリソースはすでに今ここにあるのだと気づけるようになります。
そしてそれらのリソースを活かしあうことで個人や組織、社会の想いが循環し、相乗効果で本来進みたい方向に自ずと進んでいけるようになります。
個々、そして組織がすでにある美しさ、豊かさに気づき発揮するには、個々の意思と覚悟が必要です。コーチとして、そのお手伝いをさせていただくことが私の歓びです。
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