『潜在意識アカデミー』受講生の声。

今回は半導体エンジニアであり、「不登校の解決支援」の活動もされている上野哲嗣さんにお話を伺いました。

 

 

 

潜在意識アカデミーを受講した理由は？

 

仕事がうまくいかなくなり、行きづまった

 

数年かけて取り組んでいた研究開発のプロジェクトがうまくいかず、焦りやプレッシャーを感じていた、という背景があります。

 

「自分のやり方がダメなんじゃないか？」

上司や他のメンバーからも、「上野ではダメだ」と思われているんじゃないか？..と気持ちが追い詰められていました。

 

責任者として期待されていたので成果を出したい、でも思うように進まない…そんな状況下でチームメンバーとギクシャクするようになり、心理的にも良くない状態でした。

 

 

子供が不登校になり、夫婦仲もこじれて家族崩壊の危機に

 

そんな矢先、高校１年生の息子が不登校になってしまいました。

 

これをキッカケに家族関係が急激に悪化しました。妻や息子と口をきかないほど険悪になり、殴り合いの喧嘩まで..まさに家族崩壊寸前でした。

 

仕事も家庭もうまくいかなくなったことで、私もさすがに「自分にも何か問題があるのかもしれない」と思いはじめました。

 

この状況を何とかしようと方法を調べ、さまざまなことに取り組みました。不登校の解決支援セミナーやボランティアへの参加、スポーツなど..その中で知り合いから紹介され「潜在意識アカデミー」の存在を知りました。

 

会社のホームページや動画を拝見し、論理的かつ体系的で、スピリチュアルな要素もなく安心、ということで受講を決めました。

 

 

 

参加した結果どうなりましたか？

 

周囲から「表情が変わった！」と言われるようになった。変化のはじまり。

 

潜在意識アカデミーのカリキュラムの中で、私が一番効果を感じたのは「UCPパターンを知る」という項目です。

 

私は常々、弱音を吐く人や、心の弱い人に対して否定的な面があり、そんな自分を生まれつき欠陥があるのではないか？と思うことがあったのですが、その原因が幼少期の体験によるものだと気づくことができました。

 

３～４才の頃のですが、いくつかの出来事が重なって、私は「親に捨てられるのではないか」と思い込んでしまい、とてつもない不安を感じたことがあります。その不安から「誰にも頼れない」「自分一人で生きていかなきゃならない」という観念を刻み込んでしまったようです。

 

一人で生きるには強くなければならない、自分で自分を守らないといけない、と強さを課していたからこそ、弱さを拒絶することにつながっていたのだと気がつきました。

 

こういった自分の振る舞いに納得できた時、気持ちがすごく楽になり、周囲からも「表情が変わったね！」と言われるようになりました。

 

自分の中で気持ちが明るい方に向かっている自覚はありましたが、この辺りから変化が表れ始めたと思います。

 

 

ワークとジャーナリングを組み合わせて効果絶大！

 

潜在意識アカデミーを受講している間、毎日ジャーナリング（ノートに感情を書き出すこと）を続けたのですが、アカデミーのワークと組み合わせることですごく相乗効果がありました。

 

心の中にモヤモヤ・ざわざわが浮かんだ時、スルーせずに文字として書き留めることで、また同じような感情になった時に、以前のイメージや体感を思い出して照らし合わせることができます。

 

手の平がピリピリする感じがするなど、感情によって固有の体感やパターンがあるのですが、書き留めておくことで過去の記憶を遡り、深掘りするのに役立ちました。

 

最初は、そのような感情もただ気持ち悪い感じがするだけで、正体が分からなかったのですが…書き留めて&深掘りして、を繰り返すうちに分かるようになってきました。ザワザワした時は、必ずそこに心理的ブロックのようなものが埋まっていました。ですから１つ１つワークして感情を昇華していったんです。

 

そうやって大きなゴミを片付け終わると、今度はこれまで認識できなかった小さなゴミにも気づくようになり、どんどん心の整理が進んでいきました。

 

 

怒りが消え、人と衝突することも、嫌いな人もいなくなった！

 

心の整理を毎日地道に続けていくにつれて、自分のダメな所を受容できるようになり、同じく他人のダメな所も受容できるようになっていきました。

 

自分にも他人にも、「これが悪い・良い」「これができないからダメ」といった見方をしなくなると、プレッシャーから解放されてすごく楽になりました。

 

また、相手の言動の奥にあるものを感じ取って共感できるようになり、本気で悪意を持っている人なんて殆どいない、ということが見えてきて..他人から多少悪口を言われたり、スレ違ったりすることがあってもあまり気にならなくなり、怒ったり喧嘩したりすることもなくなっていきました。

 

以前は、何か気に障ることをされると「この人、イヤだなぁ～」と思うことも時々ありましたが、潜在意識を学んでからは、イヤなことをされた事実と、その人物を紐づけなくなり、ただ事実だけを受け取れるようになったんです。それで「この人が嫌い」と思うようなことが全くなくなりました。

 

 

毎週、妻と喧嘩していたのが、年１～２回だけになった！

 

妻との喧嘩も激減しました。毎週のように喧嘩していたのですが、気づけば年間１～２回くらいしか衝突しなくなっていました。これには驚きました。

 

ジャーナリングを始めて２ヵ月くらいで喧嘩がなくなったので効果を実感し、1年以上経った今でも日々の習慣として続けています。

 

 

人に対する恐怖心が消えて、友達の輪が広がった！

 

これまでは「人を見下しているように見える」とか「人と距離を置いている」と言われることがあったのですが、自分の潜在意識を深掘りしていくと、人に対する恐怖心があることに気がつきました。

 

それを払拭するためにイメージトレーニングや瞑想を毎日続けるうちに、いつの間にか人に対するブロックが消えて身構えることがなくなっていったんです。そして自然に友達の輪が広がっていきました。

 

 

自分がアップデートしたのを実感し、楽しくなってきた！

 

最初、苦しい時期もありましたが、潜在意識に取り組んでいるうちに、悪いことが徐々に減っていく実感がありました。

 

以前と違って感情が揺さぶられることなく平常心を保っていられるようになり、以前ならツライと感じていたことも、そう思わずに「何か試されているな」「これは自分への挑戦だ、これを乗り越えればまた一つ上のレベルに行ける」という視点で捉えられるようになりました。

 

そうやって自分自身の在り方をアップデートしていき、物事がうまく行き出すと、どんどん楽しくなってきました。

 

 

周囲の対応がポジティブなものに変わった！

 

心の整理が進むにつれて私の言動が変わり、相手から返ってくる反応も変わりました。

 

まさに「鏡の法則」です。

 

以前は状況や感情に流されるままネガティブに反応していましたが、自分を俯瞰できるようになり、受け取ったボールをどのように返すか？行動の選択ができるようになりました。

 

不愉快なことを言われたとしても、こちらが反応することなくポジティブな対応をすれば、もう悪いことが返ってこなくなります。

 

そういう日々のちょっとした挑戦を続けて、どんどん自信がついて、半年ほどでポジティブ反応が強化され、根底から変わっていった感じです。たとえ以前と同じような辛い場面になったとしても、乗り越えられる自分に変化しました。

 

 

不安や執着が消え、心地良い「静かな自信」に満たされている

 

自分の潜在意識にあったブロックが整理されていくと、人間関係の中で穏やかな充実感を感じられるようになりました。

 

つきあっている相手は全く変わっていないのに、以前とは完全に違う感覚です。

 

以前は「この人はいつ離れていくんだろう？」と、どこか不安を感じていたのですが、今は「どちらでもいい」「離れてもOK」と思えるし、それでいて仲良くできているんです。

 

友人ともたまに会って程良い距離感でいながら、だんだん仲良くなっている感覚があって..執着なくお互い自由なのにしっかり繋がっている感じです。

 

パートナーや友人がいなくなったら残念には思うけれど、それはそれでしょうがないと思える執着のない状態、一人でいても孤独感を感じなくなり不安なく落ち着いていられる。

 

言葉で表現すると「静かな自信」という感じでしょうか、これがすごく心地良いんです。

 

昔の自分だったら、自信を得るために他人を貶めたり、戦ったりしていました。今もその要素はゼロではないけれど、かなり減っていて、だんだん良い人になっていっている感覚があります。笑

 

１年かけてじわじわと「あ、こういう感覚ってあるんだ」と..初めて体験するフシギな感覚を味わうようになりました。

 

 

予想もしないような、良いことが起こるようになった

 

潜在意識を学びながら、効果がありそうな方法を他にもいくつか試してみました。

 

例えば、「ありがとう」を唱えるとか..昔の自分だったら完全否定していたようなことです。

 

「笑顔」の練習をしてみたりもしました。笑顔をつくると神経伝達により幸せな気分になることが証明されているからと、鏡を見て練習したり、人の笑顔を観察して真似てみたり、Before／Afterの感情の違いを観察したり。

 

こんな精神論のようなものに対して、以前は何を言っているのか意味不明だし宗教じゃないか？と思っていましたが、実際にやってみると、本当に良くなることが分かりました。確かに感情が上向きになり、感謝の気持ちが湧いて穏やかな気分になります。

 

いつも「ありがとう」を唱えていると、人に対して自然に「ありがとう」が言えるようになり、相手からも良い言動が返ってきて、関係性も良くなりました。

 

これは本当に、やってみないと分からないことなので、説明しづらいのですが…やってみれば、分かる人には、分かると思います。

 

そんなことを試しているうちに、フシギに良いことが起こるようになりました。

 

例えば…

・不登校だった息子が突然、大学受験すると言い出した

・そして、全く勉強していないのに難関校に見事合学！

・偶然にしてはスゴ過ぎる！絶妙のタイミングで幼馴染と再会

・10年ぶりに知り合いが訪ねて来た

・海外で失くしたPCやスマホが、両方ともすぐ戻ってきた

 

…などなど、予想もしないラッキーがいくつも起こっています。

 

 

実際にやってみて実感すれば、人は変われる！

 

私は潜在意識を学んで本当に変わりました。仕事も家庭もうまくいかず悩んでいた時期からすると、こんな境地があるんだと驚いています。

 

続けていれば何とかなるんじゃないか？自分を信じてみよう、と地道にやり続けた次の４つが、今では日課となり、大切な土台となっています。

 

・スポーツ

・ジャーナリング

・瞑想

・ありがとう、を毎日1000回唱える

 

潜在意識アカデミーに入っていなければ、もっとノロノロと歩みが遅かっただろうし、こんなに速く結果を出せていなかったと思うので、受講して本当に良かったです。

 

でも、受け身の姿勢ではもったいない、日常の中で習慣化すことが大切だと感じました。具体的には、Class３資料にある「認識トレーニング」を毎日行い、LV1からLV5に上がるまでジャーナリングして習慣化する。習慣化すればメンタルが安定し、継続的に改善が進みます。

 

 

これから、さらに「不登校」の支援活動にチャレンジしたい

 

今後は、これまでの学びを糧に「不登校」の支援活動をさらに進めていこうと考えています。

 

最初はダメ出しされることがすごく怖くかったし、「私なんかが..」というためらいがありました。でも、それを乗り越えて先日キンドル本を出版しました。

 

また、地道に集客して1人、２人、とお客様に来て頂けるようになり、「ああ、この方向で間違いない」と手応えを感じるようになって..次はオフラインでやってみよう、など考えていることが徐々に実現して..今まで出来なかったことが少しずつできていることに自信を持てるようになりました。

 

私は長年エンジニアとして研究開発に携わってきたので、新しいものを発見・開発することに大きな喜びを感じますし、理系的かつ科学的なアプローチが得意です。

 

不登校の解決方法にしても、共感をベースにした方法だけでなく、行動・習慣を変えてシステマチックに解決できるような新手法を開発して世の中に普及させたい、と現在準備中です。

 

潜在意識アカデミーのシンプルなワークは、効く人にはすごく効きますし、論理的かつ体系的で、ステップが確立されているところが私のやり方と共通しています。

 

私のクライアントでウツの薬を手放せない人がいましたが、アカデミーのワークを試してみたところ、２～３週間でガラリと変化しました。活力に満ちた顔になり「生きていて良かった、と初めて思った」と言われました。その方の子供さんも徐々に学校に行けるようになっていて、私も驚きつつ本当に嬉しく思っています。

 

 

どんな人に勧めたいですか？

 

・自己肯定感の低い人

・自分はうまくいかないと思っている人

・やりたいことが見つからない人

 

‥そんな人にぜひお勧めしたいです。

 

自分は世界の脇役だと思っている、人生が思い通りにならずコントロールできないものだと思っている、だから希望を持てない、…そんな辛い状況にある人ほど、ちょっとしたことで大きく変化すると思います。

 

潜在意識を学べば、自分自身を深く理解できるようになり、そこからいろいろな問題が解決に向かいはじめます。

 

私は、良いことも、悪いことも、全て自分の潜在意識が引き起こしているし、自分自身が起点となっているのだということを理解しました。

 

そういう意味では、自分の考えていることが全て実現しているのだと思います。潜在意識の中に悪いイメージを持っているから、そのイメージ通りに叶っているのだと。潜在意識のイメージを良いものに変えていけば、その通りになるのだということも本当に実感できました。

 

変化を起こすには「自分を知ることが基本」だと実感した1年でした。