2023.02.2
今回は、子育てに奮闘中の主婦の尾毛路代さんにお話を伺いました。
目次
コロナ禍で、家で過ごす時間が増え時間が出来たことで、「私このままでいいの?」と思うようになりました。今後の人生、自分がやっていきたいことは何か?を考えはじめたことが最初のキッカケです。
そんな折、『コロナによって自宅にいることが長くなり家族の衝突が増えた』という悩みを周りのママたちから相談されることが重なりました。
子供の不登校やひきこもり、犯罪にまで至る深刻なケースも相談され、何か私にできるならと、通信教育でカウンセリングを学びましたが、概念的なことだけで、具体的なカウンセリング方法を知ることができませんでした。「寄り添ってあげましょう」と一言で済まされ、具体的な寄り添い方について学ぶこともできなかったので、本当に解決に繋がり結果を出せるアプローチ方法を探して“潜在意識”に辿り着きました。
最初は、他社のエネルギーワークを中心としたスピリチュアルな潜在意識のセミナーに参加しました。それはそれで役に立ったのですが、世間一般にはなかなか受け入れられにくいこともあり、ママ友達にも理解されにくいので、知り合いにも使ってあげられるものがいいと思っていたところ、この潜在意識アカデミーが企業研修にも取り入れられていることや、ロジカルに説明できるものであることを知り、受講を決めました。
いろいろな変化がありましたが、まず37年間に及ぶ親子関係が変わりました。
12歳の頃に、両親が大喧嘩し離婚騒ぎにまでなったことをハッキリ覚えているのですが、その時に私はすごくショックを受けて「両親が離婚するのは自分のせいだ」「自分は生まれて来てはいけない子だ」と思い込んでしまいました。
そこから、早く自立しなきゃいけない、早く大人にならなきゃと、親に甘えることもせずに何でも1人でやって来たので、家を出るのも早かったし、結婚してからも、正月に1回帰省するくらいでした。自覚的にキョリを取って来たのでとても薄い関係だったと思います。
セミナーの学びを経て、当時の両親の喧嘩が自分のせいではなかったことに気づき、あの時ただ「喧嘩しないで」と自分のキモチを素直に伝えれば良いだけだったんだ、と気がつきました。
親には頼らないと、自分1人で固く決心する必要なんて全くなかったことに初めて気づいて、びっくりしたのと同時に、「今まで長年、私は何をしていたんだろう?」と笑ってしまうくらい拍子抜けして‥何か腑に落ちてスッキリしちゃいました。
今では、両親と距離を取る必要もなく、遠慮することもなく、言いたいことを言えるようになり、37年間の親子関係が変化しました。一緒に旅行したいなんて思ったこともなかったのが、一緒に行きたいと自然に思うようにもなり、日帰り旅行も楽しめるようになりました。驚くぐらい自然にそうなった自分に笑えます。
また、セミナーで学んだワークを、高校生の息子に試してみたところ、変化が表れました。
部活で思うようにいかずイライラして文句ばかり言う日が続き、しばらくそれを聞くだけの毎日だったのですが、ある日ふとワークを試してみようと思いついたのです。
消化できない想いがあるから、不満が生まれ、相手のせいにする、ということをセミナーで習っていたので、息子に対して質問ワークを試してみました。
「どうして、そう思うの?」と質問し続けていると、息子がハッと気づいた瞬間があり「お母さん、気づいた!」「自分のやりたいポジションに行けなかったから、不満だったんだ!」と・・それから一切文句を言わなくなりました。
自分の気持ちに自ら気づけたことで、コーチの話をアドバイスとして受け取れるようになり、言い訳せずにプレイに集中できるようになったのか、その後トップチームのレギュラーメンバーに選出されて活躍しています。
私自身も、何かネガティブな感情やイライラすることがあると、周りのせいや環境のせいにしていたのですが、自分の中にあるモノサシで見ているからそうなってしまう、ということをセミナーで学び理解しました。
これが正しい、これが常識、というのは、自分だけのモノサシであって、他人のモノサシで見たら、全く違って見えるということに気づけたので、何かあった時にも「この人にもそうなった背景があるのかな」と考える余裕が生まれました。
それに、目の前に起こっていることは、ただ事象が起きているだけ、そこから何を学ぶべきか?という視点で物事を捉えるようになり、イライラやネガティブな感情を感じる必要がなくなりました。
ゼロではありませんが、月に10回くらい感じていたのが、1~2回程度に減ったと思います。
それから、友達にワークをしてあげたことで、私の濃いファンが2人できました。
1人は、母親との長年の悩みが消えて、もっと早くやって欲しかったと言われました。
もう1人は、仕事の悩みだったのですが、自分が気づいていなかった想いに気がついて、仕事への向き合い方が変わったと泣いて喜んでくれて、カウンセリング料まで払ってくれました。
今まで友達に相談されることも多く、いつも聞き役になっていたので、3時間も聞き続けることがありましたが、最初に場の設定をすることを習ったので、それを活用すると1/3の時間で終わるようになりました。
それに、こちらはただ質問を投げかけているだけで、相手が自分で大事なことに気づいて行くので、楽に結果が出ます。
このセミナーに入っていなければ、他の方法をやりながら、ずっと「この方向でいいのかな?」と悩んでいたかもしれません。ロジカル潜在意識なら、誰に隠すこともなく大っぴらに表に出して行けるので、息子に対してもワークできたし、友達にも適用できました。
日常でどれだけ活かせるかが大事だと思っているので、選択して本当に良かったです。
今後は、コーチングの学びをさらに深めて、将来的に子供のクラブチームなどにも入って行きたいなと思ったりしています。
プロを目指すクラブチームでは、監督のやり方に追い詰められたり、プレッシャーでメンタルをやられ学校に行けなくなる子供もいたりするほど、小学生からプロの世界を経験する厳しいものです。
メンタル的に耐えられない子、脱落する子も多いので、ロジカル潜在意識を導入することで、もっと苦しまずに楽に成績を伸ばせるようになると思います。
スピリチュアルなエネルギーワークをやっても実感できませんでしたが、ロジカル潜在意識を学んでからは、自分がちゃんと未来を引き寄せていると実感できるようになりました。やりたいことを実現するために、協力してくれる人が欲しいと思っていたら、本当に表れました。
今までなら、未来の夢やビジョンを語る人を「スゴイな~」とただ見上げるばかりでしたが、今は自分にできる、できない、という考えではなく、同じ目線でその未来ビジョンを一緒に体感できるようになり、見上げるのではなく同じ地面に立っている感じがします。
自分のできることが小さいこと、とは思わずに、大きいことをしている会社を応援すれば社会を変えることに繋がると気づかせていただいたり、本を出版した方がいいとおっしゃってくださったり、まさに私の潜在意識にあった願望を、石山さんに引き出してもらい、増幅していただいたと感じています。
「私の人生これでいいのかな?」
「何かうまくいかないな」
と感じている人や、子育てに悩むお母さんにオススメしたいです。
視点をちょっと変えるだけで、意識が変化し、同じ状況でも現実が楽しいものになって行く、そんな経験をしていただきたいと思います。
それに、親が変われば、子どもも変わります。その先の孫も良くなり、もっと先に続く一族血縁が良くなって、代々受け継がれていくと思うんです。お母さんが子育ての要、そして子孫を変えていくカギだと思っています。
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