2023.12.9
『潜在意識コーチ養成講座』受講生の声。今回は、美容メーカーでプロモーションの仕事をされている和田恵さんにお話を伺いました。
目次
自分の子どものように可愛がっている甥っ子、姪っ子、のために、彼らが自分らしく笑顔で生きられる世の中を作りたい、と思ったことがキッカケです。
私が今まで生きて来た中で、小学生くらいまでの体験が人生に大きな影響を与えることや、子どもの周囲にいる大人との関係性とその間に起こった出来事が、その子どもの根底となり人生を決定づけると感じていました。
大人になっても幼少期の傷が癒えず、生きづらさを抱える人たちを沢山見て来たし、親から引き継いだものが次世代にも繰り返されて、代々家系に継承されていくのを目の当たりに感じたこともあります。そして、実際に私自身も気性の激しい父親を持ったことで、大きな影響を受けて来ました。
私は幼い頃、「父から、母と妹を守らなくてはいけない」といつも義務感を感じて、父の機嫌を取るために、理想的なイイ子を演じ続けて来ました。好きなことを封印し、自分らしさを捨てて大人の都合に合わせて生きて来たので、大人になってからもその習慣が取れないまま、やりたいことにフタをしてしまう自分がいます。潜在意識に刻まれたものがネックになっているのは分かっていました。
「親子の負の連鎖を何とかして断ち切りたい!」
こんな風に苦しむ親子がいない世の中になって欲しい、子どもが笑顔でのびのびと自分らしく、喜びをキラキラ表現しながら生きて、そのまま大人になれるような世界にしたい、と心の底から強く思いました。
そんな世界を作るためには、その周囲にいる大人達を変えないといけない、まず大人達が癒されて、のびのびと幸せに生きて行くところから始める必要があると感じ、潜在意識のコーチになろうと参加を決意しました。
これまで、心理学的なことを本や動画から学んだり、NLPの講座を受けたりして、潜在意識の概念については理解していました。
幼少期の体験によって、その後の一生の脚本がつくられることや、自分の内側の世界が外側に投影されていること、そして周りを変えたければ自分自身の内側を変える必要があることも、頭の中では何となく理解していたので、定期的に内省を行ったりしていましたが、ちゃんとした方法をよく分かっていませんでした。
自分の中の何を解決したらいいのか?具体的に何をすればいいのか?
解決のヒントが自分の内側にあることを知識では知っていても、どうアクションすればいいか分からなかったのですが、潜在意識コーチングを学んだことで具体的な方法を手に入れることができ、アクションが明快になりました。
前述の通り、私は父の機嫌を取るためにイイ子を演じ続けて来たので、自分らしさや、子供らしさを捨てて生きていました。だから、同僚や友人が自分らしく自由に生きていることも許せなくて、そんな人に「ルーズでだらしがない!」といつもイライラしていました。
約束を守れないのはどうして?あなたのようにルーズな人は嫌い、と本人に向かってグサッと言うこともあったので、非常に戦闘能力が高くて短気な人間だったと思います。
それが、潜在意識コーチ養成講座に入り、プロコーチのセッションを受けて、大きく変化しました。
これまで心理的なことを学んで少しずつ解放して来て、どうしても取り切れなかった最後のシコリをごっそり抜いてもらったように感じます。幼少期の心の傷が深いレベルで癒され、自分らしく生きることにOKを出せるようになり、すごく寛容になれました。
時々、イラッとして「戦士の私」が出て来る時もありますが、冷静な自分もいて、「まぁまぁ、どうどう…」といなしてバランスを取ってくれます。「戦士の私」が完全に消えたのではなく、言ったことを必ずきっちり実行する部分など、良い面だけを残して、新しい自分と融合しました。
潜在意識コーチ養成講座で学んだことは、今の職場でもすごく役に立っています。
相手の話をジャッジせずに傾聴することが身に付き、後輩や同僚からの仕事の相談が以前よりも増えました。
昔の私なら、自分の観点で話を聴き、自分のジャッジを入れて返答していたと思いますが、今はただひたすら無になりジャッジせずに話を聴けている自分がいて、仕事の中でもすごく活きていると感じます。
これまでの私の人生において、父のように高圧的な人が度々現れていました。
先生だったり、上司だったり…その度に強烈な反抗心を感じ、その人とうまく行かないパターンを経験して来ました。
何となく父との関係性が影響していることを分かっていても、具体的にどう解決すればいいか分からずアクションできなかったのが、潜在意識コーチ養成講座のワークによって前進できました。
小さい頃に置き去りにしていた感情を迎えにいくワークで、子どもの頃に言いたかったことを存分に吐き出し、押し込めていた感情があふれて解放されたように思います。あの時言いたくても言えなかったことを、大人の私が今代わって言ってあげることで、すべてのシコリが根本から抜け切った感じで、心の底から癒されてスッキリしました。これは本当にすごいワークでした。
そして、私は父を喜ばせる存在でなくていい、誰かに褒めてもらうために頑張る私ではなく、自分らしく生きる私になる、と新しい自分を設定することができました。
本当にやりたいことに許可を出して自分らしく生きている姿が、もう身体の中に入っている感覚があります。今までの「戦士の私」も消えたわけではなく、良い面を特技として残したまま一緒にいるので、今とても心が平和です。
それがあってから、上司を見る目が一変しました。
以前は、上司の人間性に対してもイライラや憤りを感じていたのに、上司は上司で立場があるんだな、と背景を理解できるようになって、腹の底から湧き上がるような怒りやモヤモヤが劇的になくなりました。
そして、これまでずっと上司に攻撃されていると感じていましたが、自分から攻撃を仕掛けていたことに気がつきました。相手の人格を否定していたのは、実は私の方でした・・自分でうまく行かない原因を作っていたのです。
それに気づいて、私から攻撃を仕掛けなくなったので、私に対する上司の接し方も変わり、今では全く違った良い関係を築けています。
自分から攻撃の矢印を出していたんだ、だから関係が悪くなっていたんだと腑に落ちたことで、何だかすごく心が楽になりました。自分の捉え方ひとつで、見える世界がガラッと変わることを今すごく実感しています。
上司との関係が変わったばかりでなく、職場全体の人間関係も良くなりました。相手の背景を配慮できるようになり寛容な気持ちが持てるようになったこと、自分にも寛容になれたことが大きいです。
これまでの「戦士の私」は、できない自分を許せなくて、人に助けて~と頼むこともできずに仕事を抱え込んでいました。
それが一変、人に仕事を委ねることができるようになったので、助けられる場面が増えました。そんな私の変化が周囲にも伝わったのだと思います。
同僚からもヘルプの手が上がったり、それを見て助けに入るようになったりと、職場全体にチームワークの輪がどんどん広がり、お互いにフォローし合う良い循環が生まれるようになりました。
自分の視点が変わったことで、仕事の流れがとてもスムーズになり、職場が以前と全く変わりました。
職場だけでなく、プライベートもすごく楽しくなって来ています。
もともと、子どもの頃からファッションやクリエイティブなことに興味がありましたが、父の目があり押し殺して来ました。いつも無難な洋服を身に付けて、周りが求める無難な人間を演じていましたが、本当はモード系の洋服が好きだし、自分にしかできない恰好がしたい!髪もピンク色に染めたい!なんて思う自分がいました。
せめてプライベートな時間くらいは、自分が好きな恰好をして自分を喜ばせてあげたいと思い、「本当に着たい洋服は何?」と自分に聞きながら、洋服を買いに行くようになりました。
これまでは、会社に着て行ける服だけを買っていましたが、自分がワクワクする服を着たい!人からどう見られてもいいから、私は私が着たい服を着る!と自分に許可を出せるようになって、買い物を楽しめています。
今は、自分が着たいものを着られることがすごく楽しくて、それが本当に心地良いと感じています。ファッションで自分らしさを表現し、クリエイティブ性を解放して、私らしさを取り戻して行っている最中なので、純粋にやりたいことをやれているのがとても嬉しいです。
これまで、父の影響が大きく恋愛関係もあまりうまく行きませんでした。
恋愛や男性は面倒で煩わしいもの、という観念があり、結婚に夢を抱いたことは一度もありません。結婚=上下関係が始まる、というネガティブイメージがあり、拒絶感を持っていました。
その気持ちが、コーチングを受けたことで大きく変わりました。
今は、同じ方向を向いて一緒に歩いて行けるパートナーがいたらすごく幸せなことだと思うようになり、恋愛や結婚に対して前向きな気持ちになれています。
過去の恋愛では、いつも主従関係があって、支配的な男性に尽くす構造になったり、逆に私が上の立場になることもあったり、私自身が上下の関係を作ってしまっていたと思います。そんな自分の傾向を、コーチングによって見つけることができ、大きな気づきとなりました。
これからはもう、上下や主従関係ではなくフラットな横の関係を結んで行くと、自分の観念を変えることができ、素敵なパートナーを見つけたいと思えているので今後が楽しみです。
今回、養成講座の課題のために、友達を中心にコーチングのモニターを募りましたが、集まってくれた人たちが自分と境遇の似た人達ばかりでびっくりしました。
生い立ちも何も知らなかったのが、フタを開けてみると、私と同じような環境で育っていたり、似たような課題を抱えていたりする人たちばかりでした。
その人達が皆モニターを受けてすごく良かった!と言ってくれました。モヤモヤがなくなり人間関係がスムーズになったとか、以前の私のように戦闘能力の高かった人が上司との仲を修復できたなど、関わった人達の人生を本当に変えるセッションができたと感じています。彼らの課題を克服していく過程に立ち合わせて頂けたことは私の喜びです。
このメソッドは本当に、人の人生を変えるスゴイものだなと思います。私の人生も変わり、モニターを受けてくれた人達の人生も変わりました。
同時に、コーチングというのは本当に素晴らしくやり甲斐のある仕事だと感じました。人の人生のターニングポイントに立ち合えて、何かのキッカケとなれる素晴らしい仕事です。
今は職場や友達関係の中でスキルを活かしながら、ゆくゆくは自分と同じようにハードモードで生きて来た人たちのサポートをしたいと思っています。大人も子供も、自分らしくのびのびと生きる社会を作るために、その一助になれたらいいなと思います。
講座に入る直前は、親の介護や、死別、そして自分自身の大病など…様々なことが立て続けに起こり、まさにドン底の1年を過ごして来ました。
フルタイムで働きながら両親の介護をしていたので、体力的にすごくキツかったし、何で私ばっかりと恨みがましい気持ちになったこともあります。親が老いて、どんどん死に向かって行くのを傍で見ているのも辛かったけれど、残された時間を後悔のないようにしよう、親に感謝しようと決めて介護に向かい合って来ました。
本当にドン底の1年でしたが、人生のターニングポイントとなる大きな学びの年でもありました。そうやって自分と向き合って来たある日、潜在意識のコーチング募集の広告を見たことがキッカケで、今に至ります。
親との関係は、私が大人になってからは良好なものでしたが、幼少期の感情の塊はまだ残ったままでした。それが、今回の講座を受けたことによって、ようやく最後の塊が抜け切りました。
今では、親に対する感謝がさらに深まり、彼らの子どもとして生まれて本当に良かったと心から思えます。
あの辛かった1年や、辛かった幼少期も、これで良かった、すべてに意味があったんだと思えるようになりました。今まで大変だった分だけ、これから自分をもっと幸せにしてあげたいと思います。
以下のような人にぜひお勧めしたいです。
・自分らしく自分軸で生きて行きたい人
・自分にも人にも、つい厳しくなってしまう人
・小さな子どもを持つお父さん・お母さん
・学校の先生(教育に関わる人)
幼少期の環境が原因で、他人に合わせることが当たり前になっている人や、自分らしく生きられていない人が沢山いるのではないかと思います。
そんな人たちが自分らしく生きられるようになれば、次世代を担う子ども達も、のびのび育って皆が笑顔で暮らせる良い世界になって行きます。ですから特に、子どもを持つ親や、教育に関わる方々に受けて頂きたいなと感じます。
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