ストーリー

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社員が言われたことしかやらなくなる理由

2021.12.29

昨日はワンネスの仕事納め&忘年会でした。午後は3時間ほど掛けて今年の振り返りをしていたのですが、そのなかで社員からこんな嬉しい言葉をかけられました。

「最初のうちは社長に対して、どこまで本音を伝えていいのか迷っていた」

「でもお客様の為にもこれは伝えた方がいいな、と感じることがあって、そのタイミングで社長が上手く話を引き出してくれた」

「伝えるときは勇気が要ったけど、ちゃんと受け止めてくれたから、そのあとは何でも言えるようになった」

「あそこで受け止めてくれなかったら、”言っても無駄”だと感じて、その後は伝えるのを止めていたと思う。だってリスクしかないから」

この最後のセリフ、他の会社の人からも聞いたことがあったんです。

「こちらは改善点のフィードバックをするつもり=会社をよくするつもりでも、上司の目に”歯向かってくる部下”と映ったら評価が下がるだけだから、余計なことは言わない方がいい」

「言われたことだけやっている方が、リスクがないんです」

そう語った彼は、とても優秀な技術者なのに社内で能力を発揮する(主体的に提案する)ことは避けていました。

私は「自分に見えている世界は、ものごとの一部分」だと思ってるので、なるべく多くの人の視点や観点を取り入れています。その方がサービス品質が高まるし、事業が成功する確率も上がるんですよね。

でも「自分の考えが正しい」と考える人にとっては、意見される=自分の考えに反対されていると思い込むこともあるようです。意見されると「自分を受け入れてくれてない」という無意識が反応して、素直に聴けないのでしょうね。

他にも沢山交流するなかで気づかされたことや新しい発見もあり、嬉しくて泣きそうになる瞬間もあったのですが、これだけ本音で話ができているのは、ちゃんと向き合って対話しようという姿勢がお互いのベースにあるから。そのことに改めて感謝しました。

夜の忘年会も楽し過ぎて、あっという間に4時間半経っていたので、気づいたら「もう終電?!」 おかげさまで社内外共に素敵な人達に囲まれていて、本当に幸せです。

ちなみに焼肉FUTAGOさんは、メニューは謎かけになってるし、たくさんの石の中から発掘する前菜、宝箱から出現するお肉、目の前でデザインされるデザートなど、エンターテインメント性が抜群でした! ※個人的にはトトリコ豚(鳥取県のイベリコ豚)を使ってくれてたのも高評価のポイント

皆様もどうぞ心穏やかな年の瀬をお過ごしください♪

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