2024.01.31
『潜在意識アカデミー』受講生の声。
今回は、製造業の会社に勤務されている小林正枝さんにお話を伺いました。
目次
自分らしく生きたいのに、なかなかそうできない自分にジレンマがあり、葛藤して激しく感情が浮き沈みするのを何とかしたいと思っていました。
嫌なことをガマンしてやっていましたが、それにも気づいていなかったし、それが普通だと思い込んでいました。いつも自分を二の次にして周りの人たちを優先しているうちに、本当はどうしたいのかもボヤケてしまっていたので、自分が何をやりたいのかをクリアにして、もっと自由になりたい!と思い、その方法を探しました。
最初は別の方法を1~2ヵ月試してみたのですが、イメージすることでブロックを外すような方法は自分に合っていなかったようで、まったく腑に落ちませんでした。もっと理屈で理解できる方法で、実生活や職場で使える具体的・実践的なものはないか?と探して、この講座と出会いました。
最初に送られてきた動画を見た瞬間、「これはスゴイ!面白い!」と楽しくて、何度か見直したのを覚えています。他のスピリチュアル系と違い、ふわふわせず地に足が着いて現実的なこと、体験しながら腑に落とせること、実際に日々の生活で使えると感じたことで、「これだ!」と直感してすぐに受講を決めました。
最初のコーチングを受けて、自分の悩みの根本原因が、親から来ていたことに気がつきました。
私は小さい頃から、親の機嫌や期待に従って、親の基準ですべてを選択して来ました。これをしたら母が褒めてくれる、母が喜ぶから一生懸命がんばろうと、自分の感情を出さずにガマンして、ずっとイイ子ちゃんをやって来て…親の理想で生きていた自分と、本当の自分とのギャップが大きくなり苦しんでいたのです。
それに気づいた時は、ものすごい衝撃で、ハッと目が覚めたような気分でした。そしてその時、「自分を出してもいいんだ!」ということに気がつきました。
それからは、人がどう思うかではなく、「自分はどうしたいのか?」を第一優先に考えるようになりました。何か出来事が起きた時にまず、「自分は今こう思っている、じゃあどうしたいのか?」に注目し、それを表に出すようになっていきました。
悩みの根本原因に気づいてから、自分の中で物事の捉え方がストンと切り替わった感じになり、仕事のフェーズも一気に変わりました。
それまでは、会社で成果を上げなきゃ、自分が頑張らなきゃと思っていました。その奥底には、「この仕事を他の人に取られたくない、私の代わりが出てきて欲しくない」「今まで時間をかけて身に付けてきたノウハウを人に渡したくない、他のメンバーに抜かされる」といった不安や自己保身の気持ちがありました。
本当は残業せずに早く帰宅したい、休日に出勤するのも嫌だと思いつつ、不安や自己保身の気持ちのせいで仕事を一人で抱え込んでしまい、残業や休日出勤することになり、そのジレンマに悩んでいました。
潜在意識アカデミー®を受講してからは、不安や自己保身の気持ちがどこから来ているのか? どうして、そういう発想が起こるのか? が分かり、それが分かってくると今度は、「じゃあ、こういう発想でいけば良いんだ!」という気づきがどんどん起こり始めました。
これまで現場で高めてきたスキルを他のメンバーに渡して、全体スキルを高めることに専念しよう、私はチームリーダーとしての成長を目指せばいいのだと、考え方が一気に切り替わりました。
これが、仕事の大きな転換につながりました。
これまで自分一人で溜め込んでいたノウハウや仕事をどんどん他のメンバーに渡せるようになり、休日出勤することがなくなりました。土日のどちらかに毎週出勤していましたが、今ではほとんどありません。
また、毎日3時間くらい残業していたのが、1時間以内で済むようになり、残業ゼロの日もあります。これまでの残業量と比べて80%も激減してかなり楽になりました。
今は、いかに自分の仕事を手放し、いかにメンバーを配置して短時間で仕事を完了できるか? チームとして仕事の成果を上げられるか? に注目し、全体のバランスを見ながら人を巻き込んで、皆で完結することを目指せるようになっています。
悩みの根本原因や対処方法が分かったことで、それまで他人軸で動いていた自分を、試しにちょっと変えてみようと思ったのが第一歩でした。自分がやりたい・やりたくないと感じた通りにしてみたらどうなるだろう? と純粋な興味で試してみた、という感じです。
ある時、どうしても締切に間に合わないことがありました。これまでなら休憩時間を削って一人で対応していたのですが、それでも無理だということが発覚した時に、他にどんな手段があるかを考えました。
「今は人が足りない、担当メンバーをぜんぶ集めても到底追い付かない。ならば、担当チームの枠組を超えてしまえ!」という発想が湧いて、チーム外のメンバーにも声を掛け、上司や取締役まで巻き込んで対応したのです。
その結果、滑り込みセーフで締切に間に合い、手伝ってくれた他チームのメンバーから「いつもこれだけ緊張感を持ってやってくれていたんだね、自分もその感覚を経験できて良かった」と感謝されました。これが「頼んで良かった、頼んでもいいんだ」と、自分のブロックが外れる大きなキッカケになりました。
この経験は大きかったです。皆に頼って良かった!一人でやらなくても、皆が助けてくれるんだ!という気づきになり、それからは窮地に陥る前に話を広げておいた方がいいと早めに判断して依頼できるようになりました。
取締役からは、「小林さん、変わったね」と言われ、困ったことがあったらいつでも言ってくれと協力的になり、いつも仕事の進み具合を巡回して気にかけてくださるようになりました。直属の上司も、「小林さんは何か困ったらすぐに言ってくれるから」と、かなり任せてもらえています。
担当チーム以外のメンバーにまで横断して協力を仰いだことは、これまで前例がなかったようです。大変さのあまりどんどん人が辞め、少ないメンバーでさらにキツイ仕事をこなしていたのですが、自分がチームリーダーとして発想転換するようになってからは、皆で仕事を進める感覚になり、全員が楽になっていると思います。
チームリーダーの立場だと、部員から相談を受けることも多々あります。
以前であれば、相談を持ちかけた人の意見や感情だけを見て対応していたかもしれませんが、今では他のメンバーや、他部署の状況なども含めて全体を俯瞰した上で、自分はこうしようとフラットに考えて動くことができるようになっています。
ある時、同じチームのAさんから、ペアを組んでいるBさんとの仕事がしづらいと相談を受けたことがあります。潜在意識を学んでいなければ、Aさんの感情を静めることだけに注力していたと思いますが、その時は違う動きができました。Bさんの話をヒアリングし、上司に掛け合ってBさんの不安や悩みを解決する方向に動いたことで、結果的に2人の関係も落ち着いた、という経緯があります。
一歩引いて全体を見る感覚が身に付いていたから、Aさんの感情だけにフォーカスせずフラットに対応することができ、解決の糸口につながりました。メンバーからは小林さんのチームにいられて嬉しいと感謝され、私も嬉しく感じました。
中学生の長男が、反抗期で感情があふれるようになり、学校に行かなくなっていました。「長男がこれまで抑えていた感情を出せるようになって良かった」と思う反面、イラッとくる自分もいて、私は親としてダメだなと葛藤を感じていましたが…長男のありのままを受け容れることができるようになりました。
例えば、それまでは家にいると「部活に行きなさい、学校に行きなさい」と押していたのですが、「ムリしてまで学校に行かなくてもいいよ、中間教室(学校に行くかわりに教育委員会が奨励している教室)に行けて偉いね」と言えるようになりました
家でゴロゴロしていても、「あなたが家にいて、小1の妹と一緒にいてくれるおかげで、私は1時間残業することができるよ、ありがとう!」と心から思えるようになりました。
そう思えるようになってから、長男が積極的に家事を手伝ってくれるようになり、夕飯を作ったり、お風呂を入れたり、こまごまやってくれてすごく助かっています。むしろ学校の勉強よりも、そちらの方がありがたいくらいです。笑
そのうち学校にも行けるようになり、少し疲れたと思えば中間教室に切り替えるなど、自分自身でバランスを取っていて、いつの間にか反抗期も終わっていました。
私自身も、自分でバランスを取れるようになりました。お母さんだからやらなきゃいけない、という変なプレッシャーが抜けたことで、疲れて何もしたくない日には、「今日はダラダラしたいから、“お母さん” をやめます!ごめん!」と子ども達に伝えます。
すると、なぜが子ども達は盛り上がって、「じゃあ、僕はこうする!」「私は、これをする!」と、皆がのびのびして、家の中がかなり面白いことになっています。
自分のプレッシャーが抜けたことで、子ども達に期待しすぎることがなくなり、子ども達をそのまま認めて信じられるようになりました。
長男は「自分を出せるようになった、気楽にいられるようになった」と言います。娘も「今はやりたくない」「今はママといたい」「今は一人で遊びたい」など、思っていることをハッキリ口に出し、私も、分かったと、子どものタイミングを待てるようになっています。
私の実家は自営業で、小さい頃から忙しい姿を見て育ったので、何かと父に遠慮がありました。言いたいことを伝えるにも抵抗があったのですが、それがスッカリなくなりました。
私が「人に頼ってもいい」という意識に変わったことで、子どもの世話を父にお願いできるようになり、送り迎えや、会社の付き合いがある時にお願いして、快く受け入れてもらえています。
私が “母親” をやらなきゃ、と思ってしまうと余裕がなくなることが分かったので、自分に義務を課さなくなりました。子どものことで頼ってもいいと自分に許可を出せたことは本当に大きいです。
「人に頼ってはいけない」というブロックが外れたことは、仕事にもプライベートにも大きなインパクトがありました。まるで時空が変わったように、悩みが一切なくなったと言っても良いほどです。
一人で抱え込んでいたノウハウや仕事をどんどんメンバーに渡して、残業や休日出勤もほとんどなくなり、休日に穏やかに過ごせるようになりました。上司から何か指摘されたとしても、落ち込むのではなく、伝えてくれたことに感謝の気持ちが芽生えます。
約4ヶ月で、何が起きてもフラットに対応できる自分に変化し、本当に生きやすくなりました。この変化に自分でもびっくりしています。
自己矛盾や葛藤に悩んでいた私も変わることができ、ここで学んだことを与える側に回りたい、という気持ちが芽生えてきました。
学校に行けず自分を責めてしまう思春期の子ども達や、職場の人間関係で悩む方々に、何らかの形で手助けになりたいと思い、今年から潜在意識コーチ養成講座を受講してコーチングを学んでいる最中です。
潜在意識の学びで得た素晴らしい体験を、自分の所だけで終わらせずに、次の方々につなげて行こう、という想いで頑張っています。
・ネガティブな出来事に感情が揺さぶられる方
・理想と現実が一致していない方
私は今でもいろいろやらかしてしまうことも多いですが、落ち込むのではなく、「この出来事は、私に何を学ばせてくれているんだろう?」「きっと私にとってプラスになる意味があるんだ」と、ネガティブな捉え方をしなくなり、感情に振り回されなくなりました。
出来事や人の感情に対して、いちいち反応してしまうようなら、潜在意識アカデミー®を受けてみることをお勧めします。
また、「本当はこうしたい、こうなりたい」と思いながら、「今の状態じゃ無理でしょ」と頭で考えてしまい、自分で自分の可能性を消してしまうクセのある方にもお勧めです。
理想があるなら、それに向かって進んでもいい、自分で打ち消さないで欲しい、と切に願っています。
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